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高野勇二

1984 神奈川県生まれ​ 相模原市在住

物質に偶然性と無意識な変化という出来事を起こし、物理的な表面に素材の持つ独特なマチエールを生み出し作品にしている。
個人の観念を伝達するメディアとしてではなく、それは実際の物質と現象として現れた出来事です。
映像や画像など様々なメディアから間接的に得る情報には隙間があります、それは空想的な主観的観念を生み事実を現実から遠ざけてしまいます。
そんな抽象化された現代で「もの」と「こと」は現実的なオブジェとなり形式となってより際立つことになります。
コラージュの様に選ばれた物質は作者の主観から離れ変化し客観性を高めた作品となり、また社会と接したとき普遍的なものとなります。
観覧者との間に、その独特なマチエールにより際立った現実が架空な空間から今を思い起こさせます。

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